中国語の学習に必要なツール

台湾・中国語
台湾・中国語
中国語を勉強していて困る事が2つあります。1つは中国語の音声ファイルを聞いていてどうしても聞き取れない部分がある事、2つ目は、言いたい日本語をどう中国語で表現する場合、新しい中国語の文章を理解する場合両方ですが、辞典に当たってもどうにもピンと来ない事です。
 最近、どちらの問題もかなり解決できるツールを見つけました。1つ目は中国語(英語が一部入っていてもOK)の音声ファイルを送ると、文字起こししてくれる雅婷逐字稿というアプリです。精度はかなりのもので、98%くらい腑に落ちます。
 杜奕瑾という台湾では有名なAIベンチャーの創業者が開発したもので、この人はオードリー・タン氏とも旧知の仲で、雅婷というアプリの名前はタン氏の速記者を務め、国会でも速記者をしている薛雅婷という女性の名前から来ているそうです。
 2つ目で大いに助けになるのがcopilotというマイクロソフトのAIツールです。GPT-5をエンジンとして使っているので精度が高く、ほとんど間違えない印象です。自分が使っているのは無料版ですが、オフィスとの連携ができない事を除けば個人向けには十分だと思います。今までは、高電社のline翻訳を使ったりしていましたが、copilotに出会ってからはこれ一択という感じです。
 例えば教科書に出てくる中国語の文章で、辞書を何度引いてもしっくり来ない時にcopilotに聞くと、すぐに納得できる日本語訳を返してくれますし、こちらの上げる情報が足りない場合には、それを促してくれます。自分の頭の中にある言いたいことを中国語でどう表現したらいいか悩むときも、このヒトに聞くと納得の行く中国語を示してくれます。
 この2つのツールによって学習効率がかなり上がりました。これは使わない手はないなと思う一方、もっと早くから使いこなしてきた人もたくさんいるんだろうなと反省もしています。