7ヶ月目に風邪を引いて初めて授業を休む

台湾・中国語
台湾・中国語台湾での生活
今日は昨年10月に台湾に来て初めて授業を休みました。昨日から喉が痛くなり、日中は下痢もありました。コロナの感じはしないので、授業にはその気になれば行けましたが、大事を取って先生にメールをした上で休みました。
 それでも師範大学の図書館には行って勉強しましたが、まあ体調が悪い今日くらいはいいかと早めに帰って来てダラダラ過ごしました。あまりこういう機会がないので、留学に来ているクラスメートのメンタリティーについて改めて書いてみます。
 今まで中国語センターで7ヶ月くらい勉強しましたが、実はテキトーに休む学生が少なくないです。3学期通じて休んだことないのは多分自分だけですね。親に費用を出してもらって遊び半分で来ている学生もいるし、マジメに勉強しに来ていても、帰国したらすぐ仕事を探さなければ行けないという人は、こちらにいられる間に台湾観光をしたいという意識も強いみたいで、結構平気で休みます。
 周囲を見てこんなもんでいいのかと思うと、自分も怠けてしまうという学生も多い感じです。1/3くらいは、割といい加減な気持ちで来ていて、あまり勉強もせず、授業について行けなくて中途半端な状態で去って行く学生も少なくないかもです。留学に安易に過大な期待を抱いて来てしまう人が多いのは、世界中どこでもそうでしょうね。
 以前聞いた話では、3ヶ月の学期の初めに4人いた日本人が段々授業について行けなくなり、最後1人になってしまったそうです。前学期のクラスでも、アメリカ人が多かったので、彼らは授業以外ではほとんど英語で話していて、その分中国語の成長は限界があったように感じます。
 まあ、それも分からない事ではなくて、母国語で意思疎通ができないというのはかなりストレスが溜まることなので、ついつい母国語に流れてしまう気持ちは分かるんです。ただ、そっちばっかりだと当然中国語はあまり成長しません。
 自分の場合は元々台湾人と仲良くなりたいというのが中国語を勉強する動機なので、積極的に交流するようにしてますし、言語の勉強抜きに普通の友達として付き合える台湾人も増えてきました。ですが、クラスメートを見ていると台湾人の友達がいるという人は、どの国の出身であろうととても少ないんです。
 すると中国語を話すのは授業で先生と話すだけになってしまうので密度は当然高くない。授業以外では同級生と母国語で話すとなると中国語を会話する機会が限られるので、上達には限界があります。
 あとは台湾人と話さないと自分の中国語が通じるかどうかを試されることがない。先生はいい加減な発音でも聞き取る能力がすごいですが、先生に通じたからといって台湾人に通じるかというと全然そんな事はない。自分も同級生のテキトーな中国語が聞き取れないことも多いし、台湾人友達も同じ事を言ってました。
 留学生の写真をたくさん載せている中国語センターの写真を見ていると(自分もそういう写真はアップしましたが😅)、色々な国の人と交流できて無条件に楽しそうだと思うかもしれません。間違いではないのですが、どのくらい中国語を習得してその後のキャリアや生活に生かせるかは、ホントに本人の覚悟次第です。
 書いていて自分も今まで以上に勉強しないと思いました!何でかっていうと、残りの時間が限られているからです。幸い、67歳というトシを考えると上達スピードが頭打ちになった感じがしないのは有り難いですが、活字を追い続けると目は疲れるし、不眠症気味になったりはします。でもまあ、風邪が直ったらまた頑張ります😄