古着回収ボックスに見る台湾人の公共心

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台北の街角には所々に古着回収ボックスがあります。日本でもファストファッションの店舗に古着回収ボックスがありますが、基本的には衣服のリサイクルが目的で、投函されたものを直接着るというシステムではないようです。今回見たボックスには身障者団体の名称が書かれているので、どうも日本とは寄付された衣服の使い方が違うようです。

AIに聞いてみたところ、繊維としてリサイクルするのではなく、バザーや古着販売市場で売り、その収益を身障者や生活困難社への支援に充てるという仕組みだとのことです。台湾では寺廟でもこうした古着など不用品を持ち寄る活動をしていて、こちらのやり方は必要としている生活困難者などに直接配布するやり方もあるようです。自分も一度ある廟で付近の信徒さん達が古着を持ち寄って並んでいる様子を見たことがあります。

台湾でも公的機関が社会的弱者を支援する仕組みはありますが、個人個人ができる事をして支援しようという風潮が日本より強いように感じます。台湾は戦後しばらく所得の低い時代が続いたため、その頃の記憶から貧しい人を助けようという意識が高いのかもしれません。やはり日本が忘れてしまった記憶が台湾にはまだ残されているようです。