板橋區府中にある媽祖廟そこに行きました。媽祖は道教系の神様の中で最も人気がある海と航海の神様で、多くの参拝者が線香を持って熱心に祈りごとをしていました。
台湾でも廟は道教系、寺は仏教系と一応別れてはいるのですが、かなり混交しています。ここの主神は媽祖様ですが仏像も祀ってありますし、本来宗教と関係のない三国志(演義)の武将にもかなりの確率で出会います。
一番多いのは何と言っても関羽さん(關公とも)です。台北市の大きな廟である行天宮のように主神が関羽の所もあるし、板橋媽祖にも当然のようにいらっしゃいました。関羽の息子である関平や、関羽の部下の武将であった周倉まで祀られていました。
関羽は日本でも三国志の登場人物の中では、一番人気があると思います、理由は[忠義の人]というイメージが強いからです。商売には信用(忠義に通じる)が大事だという事で、商売の神様としても位置づけられています。台湾の廟に来て、顔が赤くヒゲが長い像を見たらそれは関羽さんです。
三国志には関羽の主君だった劉備や、同僚の武将だった張飛、諸葛孔明などのキャラクターも登場していますが、台湾における人気の面では圧倒的に関羽さんですね。(最近日本ではパリピ孔明というアニメもあるようですが)あとは趙雲も結構祀られていますね。自分も昔から関羽が好きなので、廟に関羽が祀られていると嬉しくなります。



