台湾寺廟の社会貢献

台湾文化
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授業では先生が授業の内容にからめて台湾の生活に関係する情報を色々教えてくれます。最近感心したのは台湾の寺や廟が積極的に社会に寄付をしていて、寄付先の一つが救急車だという事です。台湾では仏教系は寺(龍山寺が有名ですね)もありますが、圧倒的に道教系の廟が多いです。
 台湾人はほんとに信心深くて願い事がある時は寺や廟にお参りに行くし、お祭りの時にはどこの廟も盛大に練り歩きます。自分は初期仏教の瞑想はやっていますが、いわゆる神頼みとは無縁なのでわりとクールに見ていたのですが、社会福祉に貢献していると聞いて急に興味がわきました。
 台湾の救急車には、寄付した廟の名前が書いてある事がよくあります。上の写真救急車には、元母洞2號と書いてありますが、これ元母洞という廟が寄付した2台目の救急車(こちらでは救護車)という意味です。元母洞というのは祭られている神様の名前で、台湾各地にあるようです。
 右下の写真は八里(新北市)にある五福宮という廟が、救急車を寄付した時の贈呈式のようです。この五福宮は他にも、AEDや有事に備えた止血帶など色々な物品を自治体に寄付しているようです(左下の写真)。当然、こうした寄付の財源は信心深い地元の人たちのお賽銭(香油錢というようです)のはずです。
 翻って日本はどうなのか?自分が知らないだけかもしれませんが、神社やお寺が積極的に寄付しているという話は聞いたことがありません。そもそも宗教法人は税金を免除されているのにもかかわらずです。むしろ、賽銭や仏事を通じてお金を集めることに熱心というイメージがあります。
 五福宮の人たちの写真からは、社会貢献している事を誇りに思っている事が感じられます。素晴らしい!また一つ台湾の良い所を発見できました。